今日は安達ロベルトさんとMITSUO SUZUKIさんの対談を聴きにGallery EMへ行ってきました。 その時に引っかかった言葉が、「あの写真は以前見逃していたものなのです。やはり写真を見るときの自分の状態ってあるんでしょうね。そのときは見えていなかったんです」というもの(若干ニュアンスは異なるけど) それで私も帰宅後Portugalの展示の際見逃していたものがあるかもしれない、と写真を改めて見なおしてみたら、出てきたのがこの写真。 たぶん、そのときの私にはこの距離感が合わなかったのかもしれないし、単に見逃していただけかもしれない。 キヤノンフォトグラファーズセッションの際、立木先生が「おまえ、コンタクトシート全部見せろ」とよく言っていたのを聞いていたけれど、撮った当事者には見えない写真について、考えさせられた夜でした。 ...
昨年11月よりファイナリストとして参加していたキヤノンフォトグラファーズセッション、先日3月10日にファイナルセッションを終えることができました。 わたしが応募時に提出した写真は全部で69枚(この数字は誰が何と言おうが偶然)。 これは選考に通ることが目的で選んだ写真で、スナップがメインではありましたがテーマも被写体もバラバラ。他の4人のファイナリストたちはテーマもスタイルも決まっている状態だったので、正直焦ったものです。 ハービー・山口さんのファーストセッションを終えてふと思いだしたのは伯母のこと。煎茶道の家元を務める、憧れの伯母です。 前から撮りたい撮りたいとは思っていたものの、身内という照れもあり、なかなか言い出せずにいました。私以外はほとんど人物の写真だったということもありましたが、「ああ、これはこのタイミングで撮りたいな」と思えたことも大きかった。早速伯母に話を持ちかけ、撮らせてもらうことになりました。 お恥ずかしながら、いままでスナップの要素としての人には重きを置いてはいたものの、「この人」をテーマとして撮影しようというのははじめてのことでした。今までとは違う被写体にチャレンジしてみようと思えたのもこのセッションに参加できたお陰だと思っています。 ご指導いただいたハービー・山口先生、立木先生、ともに時間を過ごすことが出来た皆さん、ご関係者の皆様方、本当にありがとうございました。 このセッションで見事「キヤノン賞」に選ばれた、堤さんと植田さんはキヤノンギャラリー銀座で、それからわたしも7月20日〜7月26日に品川のキヤノンオープンギャラリーでファイナリスト全員によるグループ展に参加させていただくことになりました。 また詳しいことが決まりましたらこのブログやfacebook、twitterを通じてお知らせしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします! ファーストセッションの様子はこちら セカンドセッションの様子はこちら ファイナルセッションの様子はこちら こちらに使用している画像はキヤノンフォトグラファーズセッション事務局よりご提供いただきました。手配いただきました鳥井さん、ありがとうございました! (この写真、一生大事にします。あと集合写真諸々も今度くださいw) ...
本日3月19日発売の(いつもは20日発売ね)月刊カメラマン2012年4月号に掲載していただきました。 特集記事の「この写真家60人に注目!!」というページに載せていただいております。 詳しい内容は是非ご購入いただいたあとでご確認いただきたい(!)のですが、昨年リコーギャラリーRING CUBEで展示した写真と共に紹介していただきました。夫も別ページに(なぜか私より前のページに)紹介されています。 誌面初デビュー。どうぞよろしくお願いいたします。 カメラマン2012年4月号(モーターマガジン社のWEBサイト) ...