曽根陽一写真展 「Breath」

Sunday, November 02, 2014

久しぶり曽根さんにお会いできたような気持ちになった展示でした。曽根さんご自身が滲み出てくるようなプリントに、曽根さんの言葉。展示もさることながら、おそらくご本人やご家族も思い入れのあるヴェネツィアやフィレンツェの分厚いポートフォリオを拝見することができたのもとても良かった。
淡々と写真を撮っているようで、でもおそらくここを見せたかったのだろうな、という思いが伝わってくる写真の数々でした。たとえ曽根さんご本人はこの場に居なくても、写真を通じてお会いすることが出来たと思います。曽根さんの目を通して写し出された世界が、曽根さんの手によってモノクロのプリントとして再現される。それらが語るのは被写体でも固有名詞を持った地域でもなく、やはり曽根さん自身なのだということ。拝見できて良かった、というよりまたお会いできて良かった。四谷三丁目、Rooneeで明日(11/2)までです。

Roonee 247 Photography


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