餃子の味
Saturday, March 30, 2013
駅を出て、すずらん通りのスヰートポーヅの黄色い光が見える。目当ての店へ行くも、思ったようなものは無く早々に店を出る。元来た道を戻ると、右手にフレームを専門に扱っているらしい小さな店が目に入った。イメージに合うものがあったので、数点購入。聞けばマットも切ってもらえるらしい。
目的をある程度達して、外からひとつだけテーブルが空いているのが見えたので、5年ぶりくらいにスヰートポーヅに入った。
しばらくして、餃子定食がやってきた。斜め前に座った女性の目線がちらりとこちらに向けられる。5年前に食べたものより、見た目が美味しくなさそうだ。ちょっと鉄板が汚れていたのかもしれない。鉄分を含んだ黒い膜が餃子のまわりに見えたが、そういえば最近鉄分不足かもしれないと思っていたので有難くいただいた。やはり以前食べたときよりもそれほど美味しくない気もするが、それは鉄分のほかにノスタルジーがそう思わせたのかもしれない。
スマホの電池が切れていたのはよかった。
目的をある程度達して、外からひとつだけテーブルが空いているのが見えたので、5年ぶりくらいにスヰートポーヅに入った。
「餃子定食ください」と言いながら席に座る。スマホは昼間デザリングで酷使したため電池切れ。このあいだ買ったばかりの新書を読む。
40代くらいの女性が入ってきた。ほかにテーブルが空いていなかったので私と相席。相席は嫌いじゃない。彼女が席につく際、お香のにおいがした。近くの茶道具屋か骨董店で働いているのかもしれないな、と思う。
しばらくして、餃子定食がやってきた。斜め前に座った女性の目線がちらりとこちらに向けられる。5年前に食べたものより、見た目が美味しくなさそうだ。ちょっと鉄板が汚れていたのかもしれない。鉄分を含んだ黒い膜が餃子のまわりに見えたが、そういえば最近鉄分不足かもしれないと思っていたので有難くいただいた。やはり以前食べたときよりもそれほど美味しくない気もするが、それは鉄分のほかにノスタルジーがそう思わせたのかもしれない。
スマホの電池が切れていたのはよかった。
神保町にスマホはなんとなく似合わない。時計は持っていないからスマホが無いと時間も分からない。時間が分からないから自分のペースで時間をコントロールできる。
もう一度店を振り返ってから駅へ向かった。いい金曜日の夜だった。
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